9月30日、社会福祉学科、社会福祉専攻の2年生19名が県庁を訪問し、議会傍聴の後、2名の議員と「生きづらさ」を大テーマに意見交換をしました。学生たちは4つのグループの別れ、これまで感じてきた「生きづらさ」についてソーシャルワークを分析視点に説明し、改善のための方策を議員に提示しました。
学生たちの発表は、労働条件の改善、まちづくり、教育と福祉の連携強化、孤立しがちな外国人籍の課題など多岐にわたっていましたが、共通していたことは、静岡の魅力強化のためには、各地域の福祉力を高める必要性があるとの考えでした。議員のお二人は、学生たちの実体験に基づく「さまざまな違いを超えて、つなげるためのソーシャルワークの必要性」について熱心に聞き取りをおこなっていました。
学生たちの発表は、労働条件の改善、まちづくり、教育と福祉の連携強化、孤立しがちな外国人籍の課題など多岐にわたっていましたが、共通していたことは、静岡の魅力強化のためには、各地域の福祉力を高める必要性があるとの考えでした。議員のお二人は、学生たちの実体験に基づく「さまざまな違いを超えて、つなげるためのソーシャルワークの必要性」について熱心に聞き取りをおこなっていました。
各学生のテーマ
「前世代の生活の質を高める町づくり」
1 | 「自治会と町内会の基盤強化」 小林 日万里 秋田県(静岡県中部) |
2 | 「地域防災のためのコミュニティづくり」倉島 杏衣 長野県(静岡県中部) |
3 | 「子どもの地域の遊び場」 望月 陽莉 静岡県中部 |
4 | 「静岡県内で活気ある地域とそうでない地域との差」 髙橋 莉緒 静岡県西部 |
5 | 「静岡県から若者に渡しきれない福祉のバトン」 蒔田 英司 静岡県中部 |
6 | 「過疎地域の高齢者の移動手段」 五日市 楓 静岡県東部 |
7 | 「交通機関の充実」 澤田 浩志 静岡県中部 |
8 | 「他県の者から見た静岡県の新幹線の現状について」留畑 卓 岩手県 (静岡市駿河区) |
『誰もが働きやすい社会を作るために』
1 | 「福祉業界の賃金の低さについて」 平野碧翼 焼津市 |
2 | 「声を上げなければ取り残される社会なのか」 網野美和子 静岡市駿河区 |
「学校が生み出す生きづらさ」
1 | 「自分らしく」が難しい現代について 久保田悠生 静岡県中 |
2 | 教員の障害受容の必要性 鈴木凜 静岡県中部 |
3 | SSWの配置について 宮野涼香 静岡県西部 |
4 | ソーシャルワーカーの質の向上 望月愛莉 静岡県中部 |
5 | パンデミックへの学校の対策 鈴木里菜 静岡県東部 |
『静岡県における外国人籍と母子家庭の子どもと家庭の孤立』
1 | 「家庭事情に囚われない子どもの居場所支援」 上田千皓 東部地区 |
2 | 「疎外感を感じさせない社会作り」 渡邉絵美里 東部地区 |
3 | 「外国人母の孤立」 今井勇気 中部地区 |
4 | 「外国籍の宗教理解について」 長谷川歩香 東部地区 |
5 | 「外国籍の子どもへの対応と制限」 望月愛梨 東部地区 |