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ChatGPT等の生成系AI(人口知能)の利用について


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ChatGPT等の生成系AI(人口知能)の利用について

令和5年7月11日

学生 各位
教務委員長 林 恵嗣 
 

ChatGPT等の生成系AI(人工知能)の利用について

 ChatGPT等の生成系AIについては、便利なツールとして、すでに利用している方も多いと思います。大学での学習や研究においても生成系AIの活用に大きな期待が寄せられていますが、まだ未成熟で法的な課題も残されていますので、不適切に使用すると、皆さんの学習の妨げになったり、他者の権利を侵害したりすることが懸念されています。
能力向上を目的としたAIの活用を否定するわけではなく、一人ひとりがAIの本質や危険性を理解することが求められています。そこで、生成系AIの利用にあたっては、下記の<生成系AIの利用の注意事項>及び<成績評価について>を確認し、有効に活用するようにしてください。
 なお、今後も継続的に、教育への活動を含めた対応の見直しや検討を続けていきます。学生の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。


<生成系AIの利用の注意事項>
生成系AIは膨大なデータを収集して学習しています。
・意図的に作成された誤った情報・根拠がない情報や不適切な表現が含まれている可能性があることに注意しましょう。生成系AIの回答した内容の正確性や信頼性について自ら検証する必要があります。利用する場合には、必ず信頼できる文献やサービス等を活用して交差検証をしてください。その上で、根拠となるオリジナル文献を引用し、その書誌情報を明示してください。
・生成系AIが作成した文章の本意を捉え、更に他の考察を加えるなど、批判的思考を持ちながら自らの言葉で表現するという過程を重視しましょう。
・生成系AIの出力を参考にした場合は、引用文献・参考文献を記すのと同様の方法で、使用した生成系AIの名称をレポート等の最後や脚注などに記してください。
・著作権侵害や剽窃は禁止された行為です。他者の著作物が数多く含まれていることもあり、知らず知らずのうちに著作権侵害や剽窃のおそれが生じることに注意しましょう。
・公表されたくない個人情報や未公表の研究成果を含む機密情報等、入力した情報が意図せず流出・漏洩する可能性があるので注意してください。

<成績評価について>
 成績評価に用いられるレポートや課題、論文等においてChatGPT等を使用して、そのまま書き写すことは剽窃にあたります。生成系AIの出力例や検出ツール等で生成系AIの回答のみをそのまま使用していることが確認された場合は、学生本人が作成したものではないため、不正行為に該当すると見なし、本学の諸規程(学則第40条第1項(懲戒)、「静岡県立大学短期大学部学生の懲戒に関するガイドライン」および履修細則)に則り、履修及び成績を無効とする等の厳格な対応を行うことがありますので注意してください。ただし、授業の内容により授業担当教員の許可・指示の範囲内で、<生成系AIの利用の注意事項>を意識して生成系AIを活用することを認める場合があります。

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