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こども学科卒業研究紹介


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令和6年度卒業研究① 「こどもクリエイティブタウンま・あ・る ~こども店長への意識を高める試みの提案~」

中濱結さんは、こども学科の卒業研究で「こどもクリエイティブタウンま・あ・る」をテーマにしました。「ま・あ・る」は静岡市清水区にある施設です。仕事体験やものづくり等を通して子どもの自主性や創造性を育んだり、社会・経済の仕組みを学んだりします。施設内にはこどものまち「こどもバザール」があり、小学4年生~6年生のこども店長が運営しています。
本研究では、「ま・あ・る」に通う子どもたち(社員や店長など)を対象にアンケート調査を行い、どうすれば子ども店長になる意識を高められるのかを検討をしました。中濱さん自身、過去に店長になるという一歩を踏み出せなかった経験があります。
主な調査結果から、小学校低学年頃まではこども店長に「憧れ」を感じているのですが、募集条件に当てはまらなかったり、羞恥心が増したりするため、4年生頃から「社員のままでいい」と思う人が多くなることがわかりました。考察では「バイトリーダー」など新しい提案をしました。

卒業研究発表会での様子

令和6年度卒業研究② 「緑地公園「あさはた緑地」を事例に考えるこれからの公園について」

松岡春奈さんは、国内外で公園のインクルーシブ化が進んでいることに興味をもち、静岡市葵区にある緑地公園「あさはた緑地」について調べることにしました。「あさはた緑地」にはインクルーシブ遊具が設置されています。松岡さんはここを事例にして、公園スタッフへのインタビューを行い、インクルーシブ遊具が設置された公園の価値や今後の公園のあり方について調べていきました。
主な調査結果から、公園の近くにある静岡県立こども病院や特別支援学校の子どもたちが公園をよく利用していることや、障害の有無にかかわらず多くの子どもたちに利用されていることがわかりました。考察では各地域の公園にインクルーシブ遊具を設置し、障害や病気の有無に関係なく子どもたちがつながる遊びの環境をつくることの必要性や、地域のニーズや特性を生かすことの大切さを論述しました。

卒業研究発表会での様子

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