2020年も残りわずかとなってきました。
今年は、世界中が新型コロナウイルスに振り回される一年となってしまいました。
学生の皆さんにも慣れない遠隔授業、学内行事の中止、課外活動の制限など多くの不便をおかけしました。
冬休みを迎え年末年始には、例年であれば友人同士、また家族との楽しい時間が待っているわけですが、新型コロナ第3波の威力は強く、静岡県内でも多くのクラスターが発生、市中感染も危惧されています。静岡県は、12月18日から1月11日までを「年末年始コロナ特別警戒期間」とすることを発表し、不要不急の帰省を控えるように呼びかけています。年始には地元での成人式に参加する学生もいることと思いますが、大学生の懇親会、カラオケ等からのクラスターの報告は後を絶ちません。
年明けに実施される大学入学共通テストでは、本学も試験会場となっており、学内でクラスターが発生すると受験生に多大な迷惑をかけることになります。
この年末年始も気を緩めることなく、引き続きマスクの着用、こまめな手洗いや消毒、会食の自粛など「うつらない・うつさない」という行動、規則正しい生活を心がけるとともに、日々の検温など健康管理にも努めていただけますようお願いします。
また、体調に異常を感じたり心配なことがあった場合は、冬休み期間であっても遠慮なく学生室へメール（sizstu-m@u-shizuoka-ken.ac.jp）してください。

静岡県立大学・静岡県立大学短期大学部学長
鬼頭　宏

（2020年12月22日）