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木苗学長特別講義


10月2日(木) 食と健康を考える ~今、伝えたいこと~

木苗学長特別講義

食と健康を考える  ~今、伝えたいこと~

日時:2014年10月2日(木)13:00~14:30
場所:静岡県立大学短期大学部 講堂


  我が国は世界で有数の長寿国であり、それ故、高齢化社会を見据えた健康づくり対策が積極的に進められてきた。昭和53年に第一次国民健康づくり対策、昭和63年に第二次国民健康づくり対策、平成12年からは健康日本21(一次、二次)施策が進んでいる。2000年に(平成12年)にWHOでは、介護を必要としない期間、すなわち健康寿命の延伸を進めており、我が国でも国民の健康づくりに健康寿命を適用している。平成24年6月1日の厚生労働省の公表では、静岡県の健康寿命は女性が75.32才で第1位、男性が71.68才で第2位、男女を合わせると73.53才となり、総合順位は1位となっている。
  その理由としては、県内産の食材が豊富であること、食生活が豊かであること、全国一の茶生産地であり、若者を含め茶の摂取量が多いこと、社会参加している高齢者が多いこと、温暖な気候で県民性が穏やかであること、さらに、県市町が一体となって健康づくり、介護予防に取り組んでいること等が挙げられる。現在「ふじのくに健康増進計画」のもと、食品、運動、身体活動、休養・こころ、たばこ・アルコール、薬物、歯などの各項目について施策を推進しており、さらに「ふじ33プログラム」を通して県民に運動・食生活・社会参加を行動メニューとして積極的な参加を求めている。
  また、本県には439品目に農林水産物があり、特に全国産出額が一位のものは緑茶、わさび、桜えび、しらす、かつおを含む18品目がある。それらの機能性に関する研究や食材としての開発、製品化、マーケティング等はフーズ・サイエンスセンターを拠点として積極的に進められている。一方、本学では最近、茶学総合研究センター、薬食研究推進センター、食品環境研究センターを開設した。また、静岡健康・長寿学術フォーラムは20年前から海外の専門家の招へいと若手研究者に発表の場と議論の場を提供しており、さらに実務者による多職種連携による長寿社会の構築をめざしている。


公立大学法人 静岡県立大学短期大学部 学長 木苗直秀

学長講義の様子